君と交わした約束
「瑛斗?!なんでここにいるの!」
「なんでってお前探してたからに決まってんじゃん。お前こそなんでこんな所にいんだよ?」
それは・・・リサちゃんとなんとなく会いたくなかったから・・・
「なんで私のこと探してるの?」
「そんなことはあとで言うからとりあえずお前のハチマキ俺に貸せ」
私の頭に手を伸ばしてくる瑛斗は強引にハチマキを取った。
「な、なにすんのよ!・・・・え?」
自分の頭に私のハチマキを付けながら瑛斗は言った。
「めぐみを迎えに来た。俺と一緒にゴールまで走ってくれ」
ん。と、手を差し伸べながら言う瑛斗に見惚れてしまって何も言えなかった。
「何も言わないってことはOKと捉えるぞ。やべ、このままだと最下位だ。めぐみ捕まれ!」
「ちょっ・・う、うわっ!!」
ひょいっと持ち上げられた私は瑛斗の腕の中にスッポリ収まってしまった。
いつからこんな逞しくなったのよ・・・・
「お前軽っ!よっしゃ!ゴールまですっ飛ばすぞ!!!」
「うわっ速いって!!!下ろしてぇええ!!!」
人を抱えてるとは思えないスピードで駆け抜けていく瑛斗。
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