罪か、それとも愛か
冬輝も先日、やっと愛紗に別れ話をした。
琴羽を抱いたあとからずっと別れようとしたけれど、愛紗が先手を打ってなかなか切り出させてもらえなかった。
彼女はひどく渋って、まだ受け入れてくれない。
だが、もう冬輝には彼女と付き合う気はない。
この先も愛紗へ恋愛感情を抱くことはないとわかってしまったから。
母を亡くしてからの琴羽は毎日多忙を極めている。一人でがむしゃらに頑張る琴羽をそばで支えたかった。
頼りがいがないかもしれないけれど、冬輝の前では弱さを見せて甘えてほしいと強く願う。
だけど。
愛紗が冬輝のカノジョとして存在しているために、琴羽は罪悪感を抱いてしまっている。
だがそれは、琴羽が背負う『罪』ではない。
琴羽への特別な感情を心に秘めたまま、愛紗と曖昧な関係を続けていた自分が背負うべき『罪』だ。
いやそもそも、そんな『罪』は存在するのだろうか。
琴羽への感情こそが特別だと気づいた今なら、もはやそれは『罪』ではない。
琴羽への特別な感情。もしかしたらその名は……『愛』というやつかもしれない。
琴羽を抱いたあとからずっと別れようとしたけれど、愛紗が先手を打ってなかなか切り出させてもらえなかった。
彼女はひどく渋って、まだ受け入れてくれない。
だが、もう冬輝には彼女と付き合う気はない。
この先も愛紗へ恋愛感情を抱くことはないとわかってしまったから。
母を亡くしてからの琴羽は毎日多忙を極めている。一人でがむしゃらに頑張る琴羽をそばで支えたかった。
頼りがいがないかもしれないけれど、冬輝の前では弱さを見せて甘えてほしいと強く願う。
だけど。
愛紗が冬輝のカノジョとして存在しているために、琴羽は罪悪感を抱いてしまっている。
だがそれは、琴羽が背負う『罪』ではない。
琴羽への特別な感情を心に秘めたまま、愛紗と曖昧な関係を続けていた自分が背負うべき『罪』だ。
いやそもそも、そんな『罪』は存在するのだろうか。
琴羽への感情こそが特別だと気づいた今なら、もはやそれは『罪』ではない。
琴羽への特別な感情。もしかしたらその名は……『愛』というやつかもしれない。