罪か、それとも愛か
光沢のある深紅のドレスは、琴羽の身体のラインにピッタリだった。
「琴羽のスタイルを最大限に引き立てるマーメイドライン。動きやすさとセクシーを叶えるスリットも入れた。
悪くはないけど、満点の出来栄えじゃないわね。本当は、もっとルビーのような濃く鮮やかな赤にしたかったんだけど、生地が間に合わなかったの」
「この色も大人っぽくてステキ。
たっくんや花音と並んでも引けを取らないかしら。いぶちゃんの代理になる?」
「もちろんよ。花音は今回、琴羽とは対照的に子供らしいホワイトのフリルたっぷりのドレスにしたの。
二人が並んだら注目の的になること間違いないわ。
さ、メイクとヘアで仕上げましょ」
ジュン専属のメイクアップアーティストの手によって、琴羽はさらに美しく仕上げられた。
「ありがとう、ジュンさん。やっぱりジュンさんのドレスを着れば、理想の姿になれる。
私、無敵になった気分よ」
鏡に映った姿に自信をみなぎらせる琴羽。
普段は隠されている滴るようなそれでいて品のある色気にあふれていた。
「うふふ。強い琴羽、スキよ。何でも切れそうな鋭いナイフみたいで、それでいて大輪の薔薇の様に艶やかで美しいわ」
「最高の褒め言葉をありがとう。うれしい」
ーーまことちゃんに、そっくり。
わずかにこぼれた、はにかんだ笑顔。
自然にこぼれたその笑顔にジュンは亡き母親まことの面影を感じ、懐かしさに胸が震えた。
「琴羽のスタイルを最大限に引き立てるマーメイドライン。動きやすさとセクシーを叶えるスリットも入れた。
悪くはないけど、満点の出来栄えじゃないわね。本当は、もっとルビーのような濃く鮮やかな赤にしたかったんだけど、生地が間に合わなかったの」
「この色も大人っぽくてステキ。
たっくんや花音と並んでも引けを取らないかしら。いぶちゃんの代理になる?」
「もちろんよ。花音は今回、琴羽とは対照的に子供らしいホワイトのフリルたっぷりのドレスにしたの。
二人が並んだら注目の的になること間違いないわ。
さ、メイクとヘアで仕上げましょ」
ジュン専属のメイクアップアーティストの手によって、琴羽はさらに美しく仕上げられた。
「ありがとう、ジュンさん。やっぱりジュンさんのドレスを着れば、理想の姿になれる。
私、無敵になった気分よ」
鏡に映った姿に自信をみなぎらせる琴羽。
普段は隠されている滴るようなそれでいて品のある色気にあふれていた。
「うふふ。強い琴羽、スキよ。何でも切れそうな鋭いナイフみたいで、それでいて大輪の薔薇の様に艶やかで美しいわ」
「最高の褒め言葉をありがとう。うれしい」
ーーまことちゃんに、そっくり。
わずかにこぼれた、はにかんだ笑顔。
自然にこぼれたその笑顔にジュンは亡き母親まことの面影を感じ、懐かしさに胸が震えた。