罪か、それとも愛か
「ここに仕込んだのは、今の数倍の威力があるぞ。みんな、吹っ飛ぶぜ。
あはは、日本に巣食う妖怪どもの退治だ。
各界の要人、トップどもがズラリ。自分達の保身ばかりで、庶民の生活なんて考えちゃいねぇヤツら。お前たちも道連れだ。
お前らを一掃して、俺は、ヒーローになる。
日本を変えてやるんだ!」
ーーこの男はイカれてる。狂ってる。
まともに話など出来そうにない。
「おや、おやおや?俺、お前知ってるぞ。一条だろ。若いオネーちゃん侍らせて、いやらしいやつだな。俺はお前みたいな、顔よし、金ありの野郎が一番嫌いだ」
犯人が懐から携帯ナイフを取り出し、拓人に向けた。
彼の興味が拓人に向いたことで、琴羽の緊張が一気に高まった。
ナイフの刃が照明の明かりを受けてきらりと光る。
本来は植物をカットするはずの鋭く磨かれたナイフの刃を見て、琴羽の中の恐怖のかけらが大きくなっていく。
拓人や花音が死ぬかもしれない恐怖が次第に大きくなり、琴羽を飲みこもうとしていた。
あはは、日本に巣食う妖怪どもの退治だ。
各界の要人、トップどもがズラリ。自分達の保身ばかりで、庶民の生活なんて考えちゃいねぇヤツら。お前たちも道連れだ。
お前らを一掃して、俺は、ヒーローになる。
日本を変えてやるんだ!」
ーーこの男はイカれてる。狂ってる。
まともに話など出来そうにない。
「おや、おやおや?俺、お前知ってるぞ。一条だろ。若いオネーちゃん侍らせて、いやらしいやつだな。俺はお前みたいな、顔よし、金ありの野郎が一番嫌いだ」
犯人が懐から携帯ナイフを取り出し、拓人に向けた。
彼の興味が拓人に向いたことで、琴羽の緊張が一気に高まった。
ナイフの刃が照明の明かりを受けてきらりと光る。
本来は植物をカットするはずの鋭く磨かれたナイフの刃を見て、琴羽の中の恐怖のかけらが大きくなっていく。
拓人や花音が死ぬかもしれない恐怖が次第に大きくなり、琴羽を飲みこもうとしていた。