罪か、それとも愛か
その時だった。
「あれ、ショウさんに琴羽も??どうしたの?」
病院の通用口から姿を現したのは冬輝本人だった。
「どうしたって、お前が怪我したって聞いて…」
「あー、ごめん。何か情報が錯そうしたみたい。
俺が横断歩道で信号待ちしてたらさ、タクシーが歩道に突っ込んできて。
最初に正面からぶつかった男性は即死だった。損傷が激しくて、周りに人が多くて大騒ぎで。隠してあげなきゃって思ってとっさに遺体に俺のコートを掛けたんだ。そのコートに俺の財布とか入ってたものだから、間違えられちゃったみたい。
警察がきたころには、救急隊員の手伝いしてたし……」
壁にかかった看板のうす暗い灯りの下では顔がよく見えない。
だが声は間違いなく冬輝の声。
こちらに歩み寄ってくるシルエットも冬輝のもの。
それでも、確かめたくて琴羽は冬輝に駆け寄った。
「あれ、ショウさんに琴羽も??どうしたの?」
病院の通用口から姿を現したのは冬輝本人だった。
「どうしたって、お前が怪我したって聞いて…」
「あー、ごめん。何か情報が錯そうしたみたい。
俺が横断歩道で信号待ちしてたらさ、タクシーが歩道に突っ込んできて。
最初に正面からぶつかった男性は即死だった。損傷が激しくて、周りに人が多くて大騒ぎで。隠してあげなきゃって思ってとっさに遺体に俺のコートを掛けたんだ。そのコートに俺の財布とか入ってたものだから、間違えられちゃったみたい。
警察がきたころには、救急隊員の手伝いしてたし……」
壁にかかった看板のうす暗い灯りの下では顔がよく見えない。
だが声は間違いなく冬輝の声。
こちらに歩み寄ってくるシルエットも冬輝のもの。
それでも、確かめたくて琴羽は冬輝に駆け寄った。