罪か、それとも愛か
「ごめんね冬輝。今日、本当はデートだったんだよね?お母さんが私のこと急にお願いしたから」
「どうした?俺に気をつかうなんてお前らしくない。熱でもあるのか?」
「愛紗ちゃんに、悪いことしたかなーって。久しぶりのデートだったみたいだし」
「まぁ、確かに久しぶりではあったけど。いまさら特別行きたい所もないし。
このところ、課題やレポートの嵐でさ。やっと落ち着いたとこ」
冬輝はカノジョに対して結構ドライだと思う。愛紗が彼をつなぎとめようと必死になるのも、わからないでもない。
「やっぱり医学部は大変かぁ」
「あぁ。でも無駄なことは一つもないから。大変だけど、充実してる」
「うん。覚悟してる。医学部入ったら、色々助けてね冬輝」
「おー、任せろ。サボりやすい授業とか、暗記のコツとか教えてやるよ」
真面目な冬輝らしからぬセリフに琴羽は思わず吹き出して笑った。
「やだ、冬輝がパパみたいなこと言ってる」
「そうか?いやいや、ショウさん、偉い教授なんだぞ。
……ま、確かにショウさんなら言いそうだな」
琴羽は冬輝の背中を追うようにして歩く。
医師になるという同じ夢に向かって、琴羽の先を行く冬輝。頼り甲斐のある存在。
これからも冬輝の背中を追いかけていく。いつか医師として一緒に働くその日まで。
「どうした?俺に気をつかうなんてお前らしくない。熱でもあるのか?」
「愛紗ちゃんに、悪いことしたかなーって。久しぶりのデートだったみたいだし」
「まぁ、確かに久しぶりではあったけど。いまさら特別行きたい所もないし。
このところ、課題やレポートの嵐でさ。やっと落ち着いたとこ」
冬輝はカノジョに対して結構ドライだと思う。愛紗が彼をつなぎとめようと必死になるのも、わからないでもない。
「やっぱり医学部は大変かぁ」
「あぁ。でも無駄なことは一つもないから。大変だけど、充実してる」
「うん。覚悟してる。医学部入ったら、色々助けてね冬輝」
「おー、任せろ。サボりやすい授業とか、暗記のコツとか教えてやるよ」
真面目な冬輝らしからぬセリフに琴羽は思わず吹き出して笑った。
「やだ、冬輝がパパみたいなこと言ってる」
「そうか?いやいや、ショウさん、偉い教授なんだぞ。
……ま、確かにショウさんなら言いそうだな」
琴羽は冬輝の背中を追うようにして歩く。
医師になるという同じ夢に向かって、琴羽の先を行く冬輝。頼り甲斐のある存在。
これからも冬輝の背中を追いかけていく。いつか医師として一緒に働くその日まで。