罪か、それとも愛か


「琴羽、冬輝、おかえりー!」

帰ってきた二人を出迎えてくれたのは、琴羽の母まことだった。
まことは、170センチを超える高身長で髪はベリーショート。化粧っ気もない。性格もサバサバして男より男らしい人だ。大学病院の外科医として、バリバリ仕事をこなしている。

「ママ?帰ってたんだ」

「柊子さんと一緒にさっき車で。
あ、冬輝、今夜は急に頼んでごめんね。夏姫に聞いたわ、デートだったんだって?言ってくれれば良かったのに」

「あー、大丈夫。マコさんの仕事の方が大事だから。お疲れ様でした。夕飯、カレーだけど、食べてく?デザートにアイスもあるよ」

「食べる!
冬輝、いつもありがと。冬輝がいてくれて本当に助かってるわ。
琴羽のこと、これからもお願いね。助けて支えてやって」

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