罪か、それとも愛か
「任せて、マコさん。私、ママより優秀な看護師になるから」
「言ったわね、夏姫。ママだって負けないわよ」

そう言って夏姫と柊子も笑う。

まことの夢は、この場のみんなの夢でもあった。

「じゃ、俺は夢の実現を目指して地道に課題をこなします。
父さん達も疲れてるし、早く休んで」


冬輝をきっかけに、琴羽も立ち上がる。


「じゃ、私も帰ってもう少し勉強と仕事しよう。
おやすみなさい、洸平さん、柊子さん。
また明日ね、夏姫。冬輝もありがと」




家に帰って、両親はお風呂に入ってすぐに就寝。
琴羽は日付が変わるまで勉強し、日付が変わってからは仕事をいくつかこなしてから寝た。

琴羽にとって、普通の夜だった。二家族が勢揃いして、むしろ楽しかったくらい。


おかしな様子は何もなかった。







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