罪か、それとも愛か
「琴羽!」

崩れそうになった琴羽の体を夏姫が支えた。だが、力足りず夏姫も一緒に倒れそうになる。
そんな二人をまとめて抱きかかえたのは冬輝だった。


「水上先生のお子さん達だね?琴羽を休ませてきてくれるかい?」


拓人は両親が働く光英大学病院の母体、光英大学理事長も務めている。水上家のこともよく知っていた。

「わかりました」

青ざめる琴羽を、冬輝がふわりと軽々抱き上げる。夏姫がドアを開けて、琴羽は自室へと運ばれた。
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