罪か、それとも愛か
※
「水上くん、おはよ」
パジャマ姿に寝癖もそのままの冬輝が玄関から現れると、愛紗はパッと笑顔を見せた。
「ごめんね、こんなに早く…」
「マジで朝っぱらから何だよ。人の迷惑も考えろよ」
冷たい冬輝の態度に、愛紗の表情は凍りつく。
「だって…メールしても電話しても返事がなくて…」
「今、忙しいんだ」
「うん、医学部の人に聞いた。一条教授の奥様が急死したって。琴羽ちゃんのお母さんよね?」
「あぁ。マコさんの抜けた穴を、うちの親父と教授とで必死に埋めてるんだ。
俺も勉強の合間に、医師免許がなくても出来る手伝いをしてる。
だから、宮崎のことは…」
「そっか!理由がわかればいいの。ちょっと不安になってしまって。水上くん、大変そうだね」
別れ話になりそうな雰囲気を察して、愛紗は慌てて冬輝の言葉を遮った。
「水上くん、おはよ」
パジャマ姿に寝癖もそのままの冬輝が玄関から現れると、愛紗はパッと笑顔を見せた。
「ごめんね、こんなに早く…」
「マジで朝っぱらから何だよ。人の迷惑も考えろよ」
冷たい冬輝の態度に、愛紗の表情は凍りつく。
「だって…メールしても電話しても返事がなくて…」
「今、忙しいんだ」
「うん、医学部の人に聞いた。一条教授の奥様が急死したって。琴羽ちゃんのお母さんよね?」
「あぁ。マコさんの抜けた穴を、うちの親父と教授とで必死に埋めてるんだ。
俺も勉強の合間に、医師免許がなくても出来る手伝いをしてる。
だから、宮崎のことは…」
「そっか!理由がわかればいいの。ちょっと不安になってしまって。水上くん、大変そうだね」
別れ話になりそうな雰囲気を察して、愛紗は慌てて冬輝の言葉を遮った。