御曹司、家政婦を溺愛する。
両腕で抱きしめられた背中が熱い。
息ができないくらい、長く唇を重ねる。
「鈴、口を開けて」
言われるままに、小さく開けた口に、新堂隼人は噛みついて舌が入ってきた。
びっくりする私に、
「鈴の舌が食べたい」
と、甘くおねだりされた。
私の脳は、痺れっぱなしだ。
ほんのりと灯るルームライトに照れされた新堂隼人は色っぽくて美しい。そんな彼にゆっくり脱がされながら組み敷かれ、体にキスのバラを降らす。
「鈴の肌が白いから、俺のキスマークがエロく見える」
「……っ」
「その顔も、エロい」
と、私の胸を撫で上げて、深く唇を重ねる。
彼の唇は柔らかくて、ずっと触れていたい。
「鈴、優しくするから俺だけ見て。そう、力を抜いて……」
「あっ……」
「俺は、鈴がいい。鈴以外はいらない」
「は、や……と」
必死にしがみつく私に、新堂隼人は妖艶に笑う。
「首筋、甘い香りがする。もう、限界」
「あ……っ」
初めて新堂隼人と体を重ねたこの日を、私は忘れたくないと思った。
好きに人に抱かれるって、こんなに幸せなんだと。