君をトリコにする方法
そのあと先生の号令で集まる。


私と優愛ちゃんは同じチーム。

澪は相手チームになった。



ピーっとホイッスルが鳴って試合が始まる。


タンタンとボールがバウンドする音。

キュッキュッとシューズが床にこすれる音。

みんなの熱い歓声、どんどん音が増えていく。



「優愛ちゃん、パス!」

「う、うんっ!」



ゴール近くにいた優愛ちゃんにパスすると、そのまま綺麗にゴールにシュートが決まった。



「や、やったあ!」

「ナイス優愛ちゃん!」



いえーい!とふたりでハイタッチしていると、同じチームの子たちも集まってくる。



「やるじゃん!」

「がんばったね、ナイス!」



みんなに褒められている優愛ちゃんをにこにこして見ていると、ふと澪と目が合う。



「負けないからね」



挑発的な笑顔を浮かべていて私の気分も上がる。



「私だって負けないよ!」
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