君をトリコにする方法
着いていちばんに目に入ったのは、背の低い水槽に磯場みたいなゴツゴツとした石だった。
子どもたちもたくさんいて、きゃーきゃー言いながら楽しそうに水槽に手を伸ばしてる。
私たちは看板の案内の通り、手を洗って水槽へ近づきしゃがむ。
中にはナマコやヒトデ、ウニなどたくさんの生き物がいた。
「わあ~、これ全部触れるの?不思議な感じするね」
「確かに。あんま触る機会なんてないしな」
身近に感じる生き物だけど、実際にこうして動いているのを見るのは初めてかもしれない。
ちょっと緊張しながら水槽に手を入れて、そーっとナマコに触れてみる。
「わーっ、なんかざらざらしてる……!」
ざらざらぷにぷに、なんか変な感じだ。
「触るとこんな感触なんだな」
「うん、すごいね!でも私、もう満足しちゃったかも」
「は?早くない?」
「いやあ、だってなんか、触れたからいっかってなっちゃったというか……」
怪訝な顔で見てくる瞬から目をそらすと、「ふーん」と意味深にこぼす。
「怖いんだ?」
「えっ!?ち、ちがうよ、怖くない」
ぶんぶんと首を振って否定すると、ははっと笑われた。
「希帆、わかりやすすぎ」
「えっ!うそ、なんで!?」
驚いて声が大きくなってしまう。
だってまさかバレてるなんて思わないし……!
子どもたちもたくさんいて、きゃーきゃー言いながら楽しそうに水槽に手を伸ばしてる。
私たちは看板の案内の通り、手を洗って水槽へ近づきしゃがむ。
中にはナマコやヒトデ、ウニなどたくさんの生き物がいた。
「わあ~、これ全部触れるの?不思議な感じするね」
「確かに。あんま触る機会なんてないしな」
身近に感じる生き物だけど、実際にこうして動いているのを見るのは初めてかもしれない。
ちょっと緊張しながら水槽に手を入れて、そーっとナマコに触れてみる。
「わーっ、なんかざらざらしてる……!」
ざらざらぷにぷに、なんか変な感じだ。
「触るとこんな感触なんだな」
「うん、すごいね!でも私、もう満足しちゃったかも」
「は?早くない?」
「いやあ、だってなんか、触れたからいっかってなっちゃったというか……」
怪訝な顔で見てくる瞬から目をそらすと、「ふーん」と意味深にこぼす。
「怖いんだ?」
「えっ!?ち、ちがうよ、怖くない」
ぶんぶんと首を振って否定すると、ははっと笑われた。
「希帆、わかりやすすぎ」
「えっ!うそ、なんで!?」
驚いて声が大きくなってしまう。
だってまさかバレてるなんて思わないし……!