君に決めた💖-――音楽🎶楽団-――

―――あれから―――
彼女は、真紀はとても綺麗な人に会ってしまい、恐縮していた。だけど、一瞬、ヤキモチを焼いていた。此の人―――羨ましい。綺麗な人だ―――負けてたまるか？―――そう思った。先程、食事から帰って来ると、そこには、とある女性が部屋に入っていた。吉田由佳と言う、女性がいた。何故、此処が分かったのか？―――ストーカー？―――捕まえてやる。逮捕されているだった筈だ。
『―――やっぱり・・・貴方・・・此処の家主なのね？やっぱり・・・金目当てでの・・・交際なの？貴方・・・私の事・・・忘れちゃ駄目よ・・・』
『―――な・・・何よ・・・あの人は・・・渡さない・・・そう言ったはずよ・・・』
『何よ・・・何しに来たの？貴方の台詞じゃないわ？私が・・・あの人の・・・彼女なの。だから、返して欲しい。物みたいに扱うように見えるけれど・・・私から・・・奪わないで――。』
彼女はボロボロと涙が零れ落ち、吉田由佳は『お願いします。』と土下座をした。真紀はズキット胸を痛めると、『―――貴方・・・そんなに・・・』と泣いていた。別れるのがどんなに辛いか、彼女は初めて、その気持ちを教わった。彼女は『―――出て行って・・・出て行って・・・』と言った。彼女も泣いており、由香は『―――ちょ・・・ちょっと・・・』と叫んでしまった―――。
由香は慌てて玄関に連れて行くと、追い出そうとした。それから、真紀は勢いよく扉を閉めた。それから、彼女はリビングのソファーに座る事になった。それから、彼女はふとクラリネットを見やる。川中誠人になんて言おう。自分達はあの日、セックスしてしまったが、その自分達の勝手な行為に、彼女を苦しめているのかと思い、彼女は思い切り泣き叫んでいた。
『―――彼女を・・・苦しめているの？こっちも・・・彼女に負けず、大好きなのに―――。』