ハツコイぽっちゃり物語
「さっきはごめんね。はしゃぎすぎたね私」
私の隣に座ったお姉ちゃんが眉根を下げてそう言う。
ほんとだよ、と心の中で吐くけど私はすんなり頷いて許した。
なんだかんだいって私はお姉ちゃんが大好きなんだ。いつも助けてくれるけど、恋愛に関しては気恥ずかしくて言えなかった。
私もあんな態度とって悪かったなと反省する。
お姉ちゃんは私と目が合うとくしゃりと笑った。この笑顔が大好きだ。
愛お兄ちゃんもこの笑顔が好きだと言っていたなと懐かしい記憶にふと笑みを浮かべた。
「てか彼氏いるんだったら今日別に私たちと過ごさないでそっち行けばよかったじゃん?ほら初詣」
お姉ちゃんは閃いたように、そして楽しそうにそう提案してくれるけど、私は首を振った。