秘密主義の楓くん
「ごちそうさまでちたー!」
3人とも全部完食。
3人に食べるスピードを合わせていた私たちも食べ終わり、保育園と学校に行く準備を本格的に始める。
歯を磨いてから、保育園の制服に着替えさせ、紅音には髪の毛を結ってあげる。
カバンにお弁当やタオルなどを入れたかも一緒に確認する。
「じゃあみんな、忘れ物はないですか?」
「はーい!!」
「それじゃあ保育園に行くぞー」
「おー!!!」
我が家は毎日この繰り返し。
ガスや戸締りを確認して、チビたちは3人仲良く手を繋いで前を歩く。
それを私と楓くんが見守りながら後ろを歩く。