パトリツィア・ホテル
「そう。咲ちゃんをお姫様にするっていう夢」
「えっ……」
「だって、あの日。お姫様に話しかけられてから、咲ちゃん、ずっとトロンとして。『いつか、咲もお姫様になりたい』って、ずっと言ってたじゃん」
新宮くんに言われて思い出して、恥ずかしくなった。
あの日……確かにそうだった。
私達もあの日、迷子になって……だけれどもそのことを忘れるくらいに楽しいパレードを見ていて。
そしたら、綺麗な綺麗なお姫様が、私達に話しかけてくれたんだ。
ただ……私達の時はお母さんが来てくれずに、ピエロに手を引っ張られて迷子センターに連れて行かれることになったんだけど。
でも、ピエロに手を引っ張られている間も私はずっとあのお姫様のことが頭から離れなくて……いつか、あんなに綺麗で可愛いお姫様になりたいって思って。
夢見心地だったんだ。
そして、確か、迷子センターに着く前、ランドの観覧車のそばを通りがかったあたりで……。
私がそこまで思い出した時だった。
『パァーン、パァーン!』
花火が打ち上げられる音が聞こえてきたのだ。
「わぁ……綺麗……」
私はうっとりと、その花火を見つめていた。
そうだ……確か、あの時も。
迷子センターに着く前に、綺麗な打ち上げ花火が上がって。
私達はピエロに引っ張られながらも、その綺麗な花火をうっとりと見上げていたんだ。
「えっ……」
「だって、あの日。お姫様に話しかけられてから、咲ちゃん、ずっとトロンとして。『いつか、咲もお姫様になりたい』って、ずっと言ってたじゃん」
新宮くんに言われて思い出して、恥ずかしくなった。
あの日……確かにそうだった。
私達もあの日、迷子になって……だけれどもそのことを忘れるくらいに楽しいパレードを見ていて。
そしたら、綺麗な綺麗なお姫様が、私達に話しかけてくれたんだ。
ただ……私達の時はお母さんが来てくれずに、ピエロに手を引っ張られて迷子センターに連れて行かれることになったんだけど。
でも、ピエロに手を引っ張られている間も私はずっとあのお姫様のことが頭から離れなくて……いつか、あんなに綺麗で可愛いお姫様になりたいって思って。
夢見心地だったんだ。
そして、確か、迷子センターに着く前、ランドの観覧車のそばを通りがかったあたりで……。
私がそこまで思い出した時だった。
『パァーン、パァーン!』
花火が打ち上げられる音が聞こえてきたのだ。
「わぁ……綺麗……」
私はうっとりと、その花火を見つめていた。
そうだ……確か、あの時も。
迷子センターに着く前に、綺麗な打ち上げ花火が上がって。
私達はピエロに引っ張られながらも、その綺麗な花火をうっとりと見上げていたんだ。