パトリツィア・ホテル
「すご〜い!」
その言葉が、彼の持ってきた企画書を見た私と、私の持ってきたお弁当の蓋を開けた彼……二人の口から、ほぼ同時に出た。
彼の作ってきたアトラクションの企画書……その名も『Story Maker』。
アトラクションの中に、女の子はお姫様、男の子は王子様になれるストーリーのコースが3つ、用意されている。
ドレスやタキシードにお着替えをした彼らは、名前を登録、コースを選ぶ。
お姫様になった女の子や王子様になった男の子は選んだコースの中で冒険をして……そのコースの中で彼らと関わる使用人や悪者役の格好をしたスタッフが、簡潔な方法で彼らの体験をその都度記録し、電子送信する。
さらに、所々に設置されたカメラがお姫様や王子様のベストショットを、自動撮影する。
そして、彼らが元の服に着替えている間に彼らの体験が文章化されて、アトラクションを出る時には写真付きの物語になって渡される……というものだった。
「でも……とってもすごいけど。本当にこんなの、できるの? スタッフが体験を記録して送るなんて、大変じゃない?」
そう言って新宮くんの方を見ると、彼は私の作った肉巻きを美味しそうに頬張っていて……私は思わず吹き出した。
その言葉が、彼の持ってきた企画書を見た私と、私の持ってきたお弁当の蓋を開けた彼……二人の口から、ほぼ同時に出た。
彼の作ってきたアトラクションの企画書……その名も『Story Maker』。
アトラクションの中に、女の子はお姫様、男の子は王子様になれるストーリーのコースが3つ、用意されている。
ドレスやタキシードにお着替えをした彼らは、名前を登録、コースを選ぶ。
お姫様になった女の子や王子様になった男の子は選んだコースの中で冒険をして……そのコースの中で彼らと関わる使用人や悪者役の格好をしたスタッフが、簡潔な方法で彼らの体験をその都度記録し、電子送信する。
さらに、所々に設置されたカメラがお姫様や王子様のベストショットを、自動撮影する。
そして、彼らが元の服に着替えている間に彼らの体験が文章化されて、アトラクションを出る時には写真付きの物語になって渡される……というものだった。
「でも……とってもすごいけど。本当にこんなの、できるの? スタッフが体験を記録して送るなんて、大変じゃない?」
そう言って新宮くんの方を見ると、彼は私の作った肉巻きを美味しそうに頬張っていて……私は思わず吹き出した。