パトリツィア・ホテル
その物語は、白いドレスを着た清楚で美しいアカリ姫と、甘いマスクの可愛らしい絹川王子様の麗しい恋物語……私達のとはまるで違った。
「これは……コースが違うと、こんなにも違うんだ」
「いや、コースというよりは、ヒロインの違いなんじゃない?」
私は悪戯っぽく言う新宮くんを睨んだ。
「わはは、すごい。島崎さん、強すぎる!」
「そうよね、ホント。咲らしいわ」
絹川くんと朱理は私達の物語を見てウケてるし。
私は頭にきた。
「ゆうちゃん! もう一回、別のコースで行くわよ! 今度はお城コース!」
「え、また? 他のアトラクション、行かない?」
「もう一回だけだから! だって、何だか悔しくない?」
「悔しいって、何が?」
「いいから! 兎に角、もう一回だけ行くよ!」
私は新宮くんを、また『Story Maker』へ引っ張って行った。
「お二人さん、仲良くね〜!」
朱理はそんな私達を見てニヤニヤと、絹川くんと一緒に他のアトラクションへ向かって行った。
再度入ったお城コースで、私達はラブラブの王子様とお姫様になる……はずだった。
それがこともあろうに、沢山ある豪華なお部屋にワクワクしすぎた私は、新宮くんとはぐれて迷路みたいなお城の中で迷子になってしまって。
半ベソをかいている時に新宮くんに見つけてもらって、そこで物語終了……というオチになってしまった。
「これは……コースが違うと、こんなにも違うんだ」
「いや、コースというよりは、ヒロインの違いなんじゃない?」
私は悪戯っぽく言う新宮くんを睨んだ。
「わはは、すごい。島崎さん、強すぎる!」
「そうよね、ホント。咲らしいわ」
絹川くんと朱理は私達の物語を見てウケてるし。
私は頭にきた。
「ゆうちゃん! もう一回、別のコースで行くわよ! 今度はお城コース!」
「え、また? 他のアトラクション、行かない?」
「もう一回だけだから! だって、何だか悔しくない?」
「悔しいって、何が?」
「いいから! 兎に角、もう一回だけ行くよ!」
私は新宮くんを、また『Story Maker』へ引っ張って行った。
「お二人さん、仲良くね〜!」
朱理はそんな私達を見てニヤニヤと、絹川くんと一緒に他のアトラクションへ向かって行った。
再度入ったお城コースで、私達はラブラブの王子様とお姫様になる……はずだった。
それがこともあろうに、沢山ある豪華なお部屋にワクワクしすぎた私は、新宮くんとはぐれて迷路みたいなお城の中で迷子になってしまって。
半ベソをかいている時に新宮くんに見つけてもらって、そこで物語終了……というオチになってしまった。