パトリツィア・ホテル
「でも。本当に素敵なアトラクションだよな。パトリツィア・ランドの夢が物語として残るって」
新宮くんは感慨深く私達の物語を見つめた。
「そうよ。どう考えても大成功、間違いなしよ。やったね、咲!」
朱理はちゃっかりと絹川くんの腕に自分の腕を絡ませて、私にウィンクした。
「そう……だよね。私達が作り上げたアトラクション。こんなに素敵なんだし、成功するよね、きっと」
大成功するかと言われると、私にはまだ信じられなかったけど。
だけれども、クラスメイトのみんながとっても楽しく自分達の物語を作って、素敵な夢を形にして残して。
みんなの言葉通り、『Story Maker』はこのランドになくてはならないアトラクションになる……私はそう思った。
『パァーン、パァーン!』
辺りは薄暗くなったこの時間に、五歳のあの日と全く変わらず、打ち上げ花火が上がった。
「わぁ、素敵! あそこに行った方が良く見えるかも」
すっかり素のキャラに戻った朱理は絹川くんと手を繋ぎ、より良い場所取りに走って行った。
「綺麗……」
あの頃と変わらない打ち上げ花火を見上げて、口から自然に漏れた。
そんな私の手を、新宮くんがそっと握った。
それは、やっぱり五歳の頃と何も変わらない温もりで……
少し大人になっても変わらず心地よい温もりに包まれて。
私達はとっても懐かしくて美しい花火をうっとりと見つめ続けたのだった。
新宮くんは感慨深く私達の物語を見つめた。
「そうよ。どう考えても大成功、間違いなしよ。やったね、咲!」
朱理はちゃっかりと絹川くんの腕に自分の腕を絡ませて、私にウィンクした。
「そう……だよね。私達が作り上げたアトラクション。こんなに素敵なんだし、成功するよね、きっと」
大成功するかと言われると、私にはまだ信じられなかったけど。
だけれども、クラスメイトのみんながとっても楽しく自分達の物語を作って、素敵な夢を形にして残して。
みんなの言葉通り、『Story Maker』はこのランドになくてはならないアトラクションになる……私はそう思った。
『パァーン、パァーン!』
辺りは薄暗くなったこの時間に、五歳のあの日と全く変わらず、打ち上げ花火が上がった。
「わぁ、素敵! あそこに行った方が良く見えるかも」
すっかり素のキャラに戻った朱理は絹川くんと手を繋ぎ、より良い場所取りに走って行った。
「綺麗……」
あの頃と変わらない打ち上げ花火を見上げて、口から自然に漏れた。
そんな私の手を、新宮くんがそっと握った。
それは、やっぱり五歳の頃と何も変わらない温もりで……
少し大人になっても変わらず心地よい温もりに包まれて。
私達はとっても懐かしくて美しい花火をうっとりと見つめ続けたのだった。