カタブツ御曹司と懐妊疑惑の初夜~一夜を共にしたら、猛愛本能が目覚めました~
その夜、八時。
自宅アパートで入浴を終え、リビングへ戻る。
職場から近い1DKで、白い壁とフローリングに、小さなソファやテレビ、ベッドを置いたシンプルな部屋。
そこに私の趣味である癒し系のキャラクタークッションがそこかしこに転がっている。
ソファに座り、そのうちのひとつをギュッと抱きしめながら「良性でありますように」と明日のよい結果を祈った。
すると、テーブルの上に置いたスマホが振動し、くるっと動く。
「……課長?」
珍しく、メッセージが来ていた。プライベートで連絡が来るなんて初めてじゃないだろうか。
内容は明日の激励だろうと予想がついているものの、好きな人からの突然の連絡にドキドキしながら手に取った。
しかし、メッセージ見てギョッとする。