癒しの君と炎の王~炎の王は癒しの娘を溺愛中~
次の日の朝。

アンがテーブルの上に朝食を並べている。
ソフィアは、座ったまま大きなあくびが出てしまい慌てて両手で口を隠した。その様子を見て、

「昨晩はロエル様に眠らせてもらえませんでしたか?」

と、アンはカップに紅茶を注いでからソフィアの前に置くと、ニヤニヤしながら聞いてきた。

「いえ、ロエル様はすぐに部屋から出たのでぐっすり眠れました。」

「えっ!?何もなかったんですか??抱きしめられてましたよね?」

と、アンはとても驚いた様子で聞き返した。
ソフィアは困った様子で、

「何も無かったわけではないんですけど…。」

その表情を見て、アンが、

「ソフィア様、アンにお話しください!」
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