癒しの君と炎の王~炎の王は癒しの娘を溺愛中~
ソフィアは朝食をささっと食べ終えると、アンを向の席に座らせ、昨晩のことをアンに話した。アンは話を聞き終わると、とても残念そうに、

「そこは目を瞑らないと!」

「えっ!?」

「ソフィア様、キスをするときは目を閉じるものです。それが、相手に対してキスしてもOKですよって合図になるんです!」

「でも、キスは恋人同士がするものでしょう?」

「ソフィア様はロエル様がお好きなんですよね?」

「私はロエルが好き?なのかな?」

「ソフィア様、ニックにドキドキしたことありますか?」

「ないわ。ニックは家族みたいなものよ。」

「ロエル様にはドキドキしましたよね?」

「ええ。ドキドキしたわ。でもそれはロエルが変なことするから。」

「好きではない人に変なことをされたら、ドキドキなんてしません。不快感しかないですよ。」

「…そうかもしれない。」

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