癒しの君と炎の王~炎の王は癒しの娘を溺愛中~
風の国 ブラスト城
バスク王子が怒り気味に、
「なんだ!このふざけたロエルからの返信は!」
と言って、火の国から届いた書簡をぐしゃぐしゃに丸めた。
「まぁまぁ、落ち着いてくださいませ。」
切れ長の目で真っ赤な唇、黒いドレスを着て青い長い髪をなびかせながら、東の魔女ベルデが、バスク王子に言ったが、治まる様子もなく、益々激しくなる。
「くそっ!戦争をすればこちらが負けるのは目に見えて分かっている!それでも癒しの女が欲しい!婚約者ともなれば城にいるに違いない!もう手出し出来ないではないかっ!どうすればいいんだっ!」
「まぁまぁ、お静まりください。こうなることは予想しておりました。既に手は打ってあります。」
「一体どういうことだ?」
バスク王子は魔女ベルデに、半信半疑で問いかける。
「癒し自ら、こちらに来て貰えばいいだけのこと…。」
魔女ベルデはそう言って、真っ赤な爪を口元に持ってくると怪しげに微笑んだ。
バスク王子が怒り気味に、
「なんだ!このふざけたロエルからの返信は!」
と言って、火の国から届いた書簡をぐしゃぐしゃに丸めた。
「まぁまぁ、落ち着いてくださいませ。」
切れ長の目で真っ赤な唇、黒いドレスを着て青い長い髪をなびかせながら、東の魔女ベルデが、バスク王子に言ったが、治まる様子もなく、益々激しくなる。
「くそっ!戦争をすればこちらが負けるのは目に見えて分かっている!それでも癒しの女が欲しい!婚約者ともなれば城にいるに違いない!もう手出し出来ないではないかっ!どうすればいいんだっ!」
「まぁまぁ、お静まりください。こうなることは予想しておりました。既に手は打ってあります。」
「一体どういうことだ?」
バスク王子は魔女ベルデに、半信半疑で問いかける。
「癒し自ら、こちらに来て貰えばいいだけのこと…。」
魔女ベルデはそう言って、真っ赤な爪を口元に持ってくると怪しげに微笑んだ。