癒しの君と炎の王~炎の王は癒しの娘を溺愛中~
晩餐会が終わり、部屋に戻ってきてソフィアとアン。

「ソフィア様、あの時はどこに隠れていらしたんですか?」

アンが楽しそうに聞いてきた。

「それは言えないわ。」

ソフィアも勿体ぶって教えなかったが、心はそれどころではなかった。

アンの隙を見て、隠さなくちゃ。

「ねぇ、アン、喉が渇いたわ。何か飲み物を…。」

「今日はお疲れになりましたでしょうから、ホットミルクをご用意いたしますね。」

「ありがとう、アン。」

ソフィアはアンが部屋から出て行くのを確認すると、すぐにドレスの裾をめくり、コルセットに挟んだ、手紙と小瓶を取り出した。そして、小瓶を枕の下に隠してから、手紙を開いた。
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