半妖の狐耳付きあやかし令嬢の婚約事情 ~いずれ王子(最強魔法使い)に婚約破棄をつきつけます!~
「それで学院での一件ですが」
見送ったアサギが、視線をリリアへと戻して言った。
「嫌なら、行かなければよろしいではないですか。もう姫様は基礎も修了されていますし、あと数ヶ月分。それくらいなら、ウチでも勉強はできますよ?」
「それは私が負けた感じがして、プライドが許せないから、無理」
負けてやらねぇと決めたのは、今朝の今日だ。
久しぶりの学院の出席で、じろじろと見れ、ひそひそと言われた。それだけで効果があってダメージを受けて来なくなったらしい、なんて言われるのを想像すると許せない。
リリアは、ベッドの上でがばっと立ち上がると、手に拳を作った。
「私っ、明日の授業分も頑張るわ!」
そして感情の揺れで雷撃が出ないよう、ばっちりコントロールしていくのだ。サイラスを見返すくらいの、立派な大妖狐になるために!
それを見たアサギが、はいはいと言って立ち上がる。
「ちょっと心配なので、明日学院に行かれる際には、〝里〟からお供狐を一匹派遣しますね」
見送ったアサギが、視線をリリアへと戻して言った。
「嫌なら、行かなければよろしいではないですか。もう姫様は基礎も修了されていますし、あと数ヶ月分。それくらいなら、ウチでも勉強はできますよ?」
「それは私が負けた感じがして、プライドが許せないから、無理」
負けてやらねぇと決めたのは、今朝の今日だ。
久しぶりの学院の出席で、じろじろと見れ、ひそひそと言われた。それだけで効果があってダメージを受けて来なくなったらしい、なんて言われるのを想像すると許せない。
リリアは、ベッドの上でがばっと立ち上がると、手に拳を作った。
「私っ、明日の授業分も頑張るわ!」
そして感情の揺れで雷撃が出ないよう、ばっちりコントロールしていくのだ。サイラスを見返すくらいの、立派な大妖狐になるために!
それを見たアサギが、はいはいと言って立ち上がる。
「ちょっと心配なので、明日学院に行かれる際には、〝里〟からお供狐を一匹派遣しますね」