半妖の狐耳付きあやかし令嬢の婚約事情 ~いずれ王子(最強魔法使い)に婚約破棄をつきつけます!~
「あの、以前、薔薇園での話はお聞きしましたが、それはただの憧れとかそんなのでは……僕も、もう三十を超えたいい大人ですからね。それくらいは分かります」
話してくれた時と同じくして、無駄にある話術でぐちぐち続けられてもたまらない。そのまま言葉を続け、先手を打って話を振る。
「先日、お見舞いに行かれたんでしょう? 城でも噂になっていますし――少しは話せましたか?」
尋ねてみると、またしても無言を決め込まれてしまった。
やれやれと、コンラッドは座り直しがら少し考える。
「まさか三年前、殿下が僕に教えを願ってくるとは思っていませんでした。誰かに頭を下げるということをやらなかったあの王子が、まさか、と騎士団が一時騒がしかったですね」
いやぁ懐かしい、とコンラッドは空気を和らげるように雑談を交えた。とんとん拍子で話が進んで、第二王子に付きっきりになった。
「お見合いから戻ってきた直後、魔法をもっと鍛えてくれといっのは、殿下ですよ」
まだ沈黙を続けられてしまって、コンラッドはそう振って、しばし待った。
話してくれた時と同じくして、無駄にある話術でぐちぐち続けられてもたまらない。そのまま言葉を続け、先手を打って話を振る。
「先日、お見舞いに行かれたんでしょう? 城でも噂になっていますし――少しは話せましたか?」
尋ねてみると、またしても無言を決め込まれてしまった。
やれやれと、コンラッドは座り直しがら少し考える。
「まさか三年前、殿下が僕に教えを願ってくるとは思っていませんでした。誰かに頭を下げるということをやらなかったあの王子が、まさか、と騎士団が一時騒がしかったですね」
いやぁ懐かしい、とコンラッドは空気を和らげるように雑談を交えた。とんとん拍子で話が進んで、第二王子に付きっきりになった。
「お見合いから戻ってきた直後、魔法をもっと鍛えてくれといっのは、殿下ですよ」
まだ沈黙を続けられてしまって、コンラッドはそう振って、しばし待った。