半妖の狐耳付きあやかし令嬢の婚約事情 ~いずれ王子(最強魔法使い)に婚約破棄をつきつけます!~
この騎士様、めちゃくちゃいい人……。
顔良し性格良し。近くで見ると、しっかり鍛えられていて筋肉もある。リリアは、つい余計なキュンポイントまでガッツリ見て、気付けば差し出されていた手を取っていた。
案外素直だ。そう言わんばかりに、彼が続いてにこっと笑う。
「少し場所を移動しましょうか」
「は、はい」
それでいて、スマートに気を利かして助けてくれるところも、また素敵な騎士だ。
リリアは手を引かれるまま、フィンと共にその場を後にした。
向かったのは、近くにあった中庭の一角だった。学院の本建物の外廊下に沿っていて、背の高い緑で遮られている。
授業の合間の、ちょっとした休憩時間によく利用する場所だ。
「こうしてお話しするのは初めてですね。僕は、第二王子殿下、サイラス様の護衛騎士コンラッドと申します」
お互い、ベンチの端と端に腰掛けたところで名乗られた。
やはりサイラスの騎士であったらしい。そうすると、こちらの存在は前から知っていたのだろう。リリアはそう考えながら、遅れて簡単に自己紹介を返した。
顔良し性格良し。近くで見ると、しっかり鍛えられていて筋肉もある。リリアは、つい余計なキュンポイントまでガッツリ見て、気付けば差し出されていた手を取っていた。
案外素直だ。そう言わんばかりに、彼が続いてにこっと笑う。
「少し場所を移動しましょうか」
「は、はい」
それでいて、スマートに気を利かして助けてくれるところも、また素敵な騎士だ。
リリアは手を引かれるまま、フィンと共にその場を後にした。
向かったのは、近くにあった中庭の一角だった。学院の本建物の外廊下に沿っていて、背の高い緑で遮られている。
授業の合間の、ちょっとした休憩時間によく利用する場所だ。
「こうしてお話しするのは初めてですね。僕は、第二王子殿下、サイラス様の護衛騎士コンラッドと申します」
お互い、ベンチの端と端に腰掛けたところで名乗られた。
やはりサイラスの騎士であったらしい。そうすると、こちらの存在は前から知っていたのだろう。リリアはそう考えながら、遅れて簡単に自己紹介を返した。