半妖の狐耳付きあやかし令嬢の婚約事情 ~いずれ王子(最強魔法使い)に婚約破棄をつきつけます!~
プラチナブロンドの髪が、風もないのにふわりと揺れた。ぱちぱちっと放電が始まり、その金色の瞳が、妖狐本来の淡く澄んだ金色の光を宿す。
普段、人の姿で押さえてある分の妖力が、解放され出しているのだ。
狐達が、あわあわとして一斉に耳を垂れさせた。妖力で威圧を受けている彼らを前に、アサギが「ひゅー」と口笛を吹く。
「さすが姫様、力技で僕狐を黙らせましたね。いけそうですか?」
「当然よ。狐の姿なら、狸に爪や牙で負けない。そして、もっと速く飛べるわ」
言いながら、妖力の光をまとったリリアの姿が変化し始めた。それはあっという間に大きさを増して、金色の毛並みを波打たせた一頭の狐となった。
長く大きな尾。立派な太さを持った四肢。
やってやるわとやる気を起こした顔付きは、まさに獰猛な大型の獣そのものだ。
馬と比べても一回り大きかった。一歩を踏み締めた迫力に、リリアの狐姿など滅多にお目にかけない村長らが「おぉ」と声をもらした。
普段、人の姿で押さえてある分の妖力が、解放され出しているのだ。
狐達が、あわあわとして一斉に耳を垂れさせた。妖力で威圧を受けている彼らを前に、アサギが「ひゅー」と口笛を吹く。
「さすが姫様、力技で僕狐を黙らせましたね。いけそうですか?」
「当然よ。狐の姿なら、狸に爪や牙で負けない。そして、もっと速く飛べるわ」
言いながら、妖力の光をまとったリリアの姿が変化し始めた。それはあっという間に大きさを増して、金色の毛並みを波打たせた一頭の狐となった。
長く大きな尾。立派な太さを持った四肢。
やってやるわとやる気を起こした顔付きは、まさに獰猛な大型の獣そのものだ。
馬と比べても一回り大きかった。一歩を踏み締めた迫力に、リリアの狐姿など滅多にお目にかけない村長らが「おぉ」と声をもらした。