独占欲全開なモテ男子と、幼なじみ以上になっちゃいました。



━━━━というわけで。


「瑞月くん、大丈夫??」

「ん……死にそう」


「えぇっ、それは大変だよ!早くベッドのほうで横になって!」


やってきました保健室。

タイミングが悪かったのか、養護教諭の先生も保健委員もいない。


どうしよう、体調悪いときはまず熱を測ったほうがいいよね。


あと、何をしてあげたらいいんだろう??


とりあえず体温計を探そうと思って、棚の付近をガサガサ漁っていたら、背後にフッと人の気配。

ふわっと柑橘系の香りがするから。



「み、みつくん!なんでベッドのほういってないの!」


ちゃんと寝てないとダメなのに、なんでか後ろからギュッて抱きついてくるし。



「ひよがきてくれないとダメ」

「えぇ、わたし体温計とか探さないと!」


「そんなのいーからさ」


グイグイ腕を引かれて、あっという間に奥のベッドのほうへ。

そばにある薄いカーテンがシャッと閉められて。

軽い密室……みたいな。

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