【完】イミテーション・シンデレラ
「それなんだけど、私って本当に子育てとか出来るのかな?
だって私がまだ子供なんだよッ?!更に真央はその上を行く子供なんだよッ?!
子供が子供を育てられるの?!
妊娠が発覚した日から、ずっと寝ている時うなされるのッ…。
もしも真央みたいな超ド級の我儘な子供だったらどうしようって…。私一生真央と真央2号に意地悪されて生きて行くのかな?!
何だか予想なんだけど、真央みたいな男の子が生まれる予感しかしないの…。
って話を真央にしたら、真央怒っちゃって…」
なんつー想像力だ。
しかし私も何となくふたりの子供は男の子のような予感がする。
それも真央そっくりの、可愛くって生意気な子供は容易に想像できる。
そして静綺は真央と真央そっくりの男の子に溺愛されるのだ。 そんな幸せいっぱいの未来しか想像出来ないのだが。
…全く静綺は何を不安に思っているのやら。
不安で項垂れる静綺の頭を、昴がそっと撫でる。