東京ヴァルハラ異聞録
恵梨香さんの言葉を信じて、秋葉原の方に走った。
行動を共にするのは月影と沙羅。
秋本が北軍に戻ったという事で、沙羅は戻らずに俺と一緒に。
「……結城昴、私にはどうしてもわからない事があるんですが」
ビルの屋上を跳んで移動している最中、月影が俺に尋ねた。
「ん?なんですか?俺に答えられる事ならなんでも」
「あなたは……この街の未来が見えているような気がします。人間が取るべき行動がわかっていると言うか……そんな、気味の悪さを感じます」
随分はっきりと言うもんだな。
気味の悪さとか言われたのは初めてで、それを遠慮なく言う月影には嫌な感じはしないけど。
「そんなの、俺にだってわかりませんよ。もしかすると、俺の中にいる高山真治が導いてくれているのかもしれませんね。俺にこの街の未来なんてわかりませんよ。だから戦ってるんじゃないですか」
「そうですか……ならば、私も未来を勝ち取る為に戦いましょう。まず、何をするつもりか、教えてください」
ニコリと笑った月影の顔を見て、俺の気が少し楽になった。
最初は西軍の分裂で出会った、敵勢力のトップ。
それが、この局面で協力してくれているんだ。
安心もする。
行動を共にするのは月影と沙羅。
秋本が北軍に戻ったという事で、沙羅は戻らずに俺と一緒に。
「……結城昴、私にはどうしてもわからない事があるんですが」
ビルの屋上を跳んで移動している最中、月影が俺に尋ねた。
「ん?なんですか?俺に答えられる事ならなんでも」
「あなたは……この街の未来が見えているような気がします。人間が取るべき行動がわかっていると言うか……そんな、気味の悪さを感じます」
随分はっきりと言うもんだな。
気味の悪さとか言われたのは初めてで、それを遠慮なく言う月影には嫌な感じはしないけど。
「そんなの、俺にだってわかりませんよ。もしかすると、俺の中にいる高山真治が導いてくれているのかもしれませんね。俺にこの街の未来なんてわかりませんよ。だから戦ってるんじゃないですか」
「そうですか……ならば、私も未来を勝ち取る為に戦いましょう。まず、何をするつもりか、教えてください」
ニコリと笑った月影の顔を見て、俺の気が少し楽になった。
最初は西軍の分裂で出会った、敵勢力のトップ。
それが、この局面で協力してくれているんだ。
安心もする。