浅葱色と桜色
総司side
少女はそう前置きして
「それでは一句。
梅の花ぁー。一輪咲いても梅は梅ぇー。」
僕はたまらなくなって笑ってしまった。
「なに!君最高!おもしろすぎるよ!」
少女が詠んだ句は、土方さんが豊玉という
名前で俳句を詠んでいる句のひとつだった
から。
「なっ!お前なぜそれを知っている!」
慌てている土方さんを見るのも楽しい。
「だから言ったじゃないですか。私、未来か
ら来たんです。」
少女はそう前置きして
「それでは一句。
梅の花ぁー。一輪咲いても梅は梅ぇー。」
僕はたまらなくなって笑ってしまった。
「なに!君最高!おもしろすぎるよ!」
少女が詠んだ句は、土方さんが豊玉という
名前で俳句を詠んでいる句のひとつだった
から。
「なっ!お前なぜそれを知っている!」
慌てている土方さんを見るのも楽しい。
「だから言ったじゃないですか。私、未来か
ら来たんです。」