東京ルミナスピラー
そんなことを考えて天井を見上げていると、視界の左側に人影が。


なんだとその方を向いてみると、椅子に跨った美空ちゃんが満面の笑みで俺を見ていたのだ。


「のわあああああっ! な、なんで美空ちゃんが俺の部屋に! って、超能力を使ったな!?」


「へっへっへー。何を言ってるのかな葵くん。ここは僕の部屋なんだけど? 僕が今から寝ようとしたところに、葵くんがいきなりやって来て僕のベッドを占領しちゃったんだよ。これ、どういう意味かわかるかなー?」


な、なんて手を使うんだ美空ちゃんは!


部屋がどこも似ているから、いつの間に移動したのか全然わからなかった。


「え、えっと……じゃあ自分の部屋に帰るよ。ごめんね美空ちゃん」


「いやいや、おかしいでしょそれは! もう、わかってくれないかなぁ? 葵くんは人気者だから、こうでもしないとゆっくり話が出来ないでしょ? まあ、ちょっと強引だったのは認めるけど」


帰ろうとベッドから立ち上がった俺を引き止めて、またベッドに座らせた美空ちゃん。


悪い子じゃないんだけど、すぐにセックスしようとするからな、この人は。


「それで、話って何でしょうか?」
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