東京ルミナスピラー
「はぁ……はぁ……それにしてもお前ら、あの女に何をした!? 人間があんなこと出来るはずがねぇ! どんなに非人道的なことをすりゃ、あんな風に出来るんだよ! テメェらは悪魔かよ!」


俺の腹をえぐりながら、大和田が興奮気味に話している。


この話だけを聞くと、俺達がまるで悪者みたいじゃないか。


「友里は……鬼だ……」


ここまで情報が揃っていると、もう夕蘭と友里のことだろうと思うしかなかった。


鬼と一緒に行動している人間がいるとは思わないだろうし、異質にも見えるだろう。


「鬼!? いいや違うね! ありゃあ……人間だった! 鬼なんざ腐るほど見てる! 見間違うはずがねぇ!」


「人間は夕蘭だ……というか、いい加減離れろよ!」


密着している大和田を離れさせようと、トンファーを振るうと、それを回避するように後方に飛び退いた大和田。


だが、鉤爪に引っ掛かった俺の内臓と腹の肉が切り裂かれ、さらに大きなダメージを与えた。


気を失ってほしいと思うほどの激痛が全身を駆け巡る。


この苦痛から逃れたいと、PBSを開き、回復してソウルストーンを一個補充した。


痛みもなくなり、傷が完全に癒えたけど、大和田はその鼻を治そうとはしなかった。
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