離婚するはずだったのに、ホテル王は剥き出しの愛妻欲で攻めたてる
こんな日が来るのを見越し、ある程度経験を積んでおいたほうがいいのだろうと考えたこともあった。処女は面倒だと思う男性が多いと耳にした覚えもある。
でも、好きでもない相手と身体を重ねるのだけはどうしてもできなかった。
それで一番憎い男に最初に抱かれるなんて馬鹿みたい。ほかの人へは最後まで踏み出せなかったのに、憎しみがあれば耐えられるんだ。
私は、瞬きもせずに高城の目をまっすぐに見つめる。
「悠人さんの好きにしてください」
しばしの間沈黙し、高城が大きく息を吐き出すのが聞こえてきた。疑問に思う間もなく、私の視界が真っ暗になり、唇に温かななにかが押しつけられる。
間近に高城の息遣いを感じ、キスされているのだとすぐにわかった。
それは離れたと思っても一瞬にして戻ってきて、角度を変えて何度も私の唇を塞ぐ。
でも、好きでもない相手と身体を重ねるのだけはどうしてもできなかった。
それで一番憎い男に最初に抱かれるなんて馬鹿みたい。ほかの人へは最後まで踏み出せなかったのに、憎しみがあれば耐えられるんだ。
私は、瞬きもせずに高城の目をまっすぐに見つめる。
「悠人さんの好きにしてください」
しばしの間沈黙し、高城が大きく息を吐き出すのが聞こえてきた。疑問に思う間もなく、私の視界が真っ暗になり、唇に温かななにかが押しつけられる。
間近に高城の息遣いを感じ、キスされているのだとすぐにわかった。
それは離れたと思っても一瞬にして戻ってきて、角度を変えて何度も私の唇を塞ぐ。