これを愛というのなら
そうだな…
料理教室って謂っても、厨房で使ってるような調理器具より。
どこでも気軽に手に入る、調理器具がいいんじゃないか?
何でですか?
鈴木は、真剣に。
俺を見上げたまま、耳を傾けてくれている。
フライパン1つでも色々ある。
アルミや鉄なら、火の通りも早いし。
片付けも楽だ。
でもな、ここのはIHだろ?
プロが使ってるアルミや鉄は使えない上に、IH対応のアルミフライパンは値段が高い。
ここまで言えば、わかるだろ?
あっ!はいっ!
料理教室で習った料理を家でも、気軽に手に入るフライパンや鍋を使って、作れなきゃ意味がないって事ですよね?
正解!
あとな。もし仮にIH対応のアルミフライパンをここで使って、いざ家で作ってみようと思っても。
同じアルミフライパンじゃなければ、火の通り具合も違うし、レシピ通りに作れない。
わかるな?
なるほど!
炒める時間も、煮込む時間も異なるってことですよね?
そういうこと!
だから、フライパンや鍋も。
ホームセンターとかで、手頃なものを買い揃えればいいと思う。
その他の調理器具も、ホームセンターでいいんじゃないか?
何件も梯子するのは、面倒くさいだろ。
料理長は、家では本格的なの使ってるんですか?
使ってねぇよ。そこら辺に売ってる安物。
なんでだ?
だって、本格的なのに慣れてたら使いにくいのかな?って。
いや。手軽に入る方が使いやすい。
今のは、軽くて扱いやすいのが多いだろ?
そっか!
私、実家暮らしなんで…よくわからなくて…
鈴木も、一緒に習え!
好きな相手を落とすのに、舌で落とすのもありだと思う、俺はな。
じゃあ、料理長は舌で倉本さんを落としたんですか?
んなわけねぇだろ!
それに、落としてない。
落ちたんだよ、お互いに。
どこに?って言われたら困るけどな。
私、小説とか読むの好きなんですけど。
小説で読んだことがあるんです。
恋とは落とすものじゃなくて、落ちるものだって。
そういうことですよね?
一概には言い切れないだろ?
落とされて恋に落ちるってこともあるだろうし。
まぁ…俺らは、その小説のようなもんかもな。
にしても、鈴木が本好きとは意外だな。
倉本さんも好きって言ってましたよ?
そうみたいだな。
家の本棚のほとんど、梓の本で埋め尽くされたよ。
話が脱線するな、よく。
まぁ、今のは俺が話をふったからなんだけど……
鈴木には、たまに振り回されるとか何とか、梓がよく言ってるのはこういう事だったんだな。
それに、頭の回転が早いのか、自分の聞きたい話へ切り替えるのが上手い。
ついつい、答えてしまう。
梓も言ってたけど、向いてるんじゃねぇの、この仕事。
それより、脱線した話を戻すぞ!
鈴木の頭に、手を置いた所へ。
従業員入り口の方から、鈴木!、と梓の声がして。
はいっ!と元気に返事した、鈴木は駆け出して行った。
いっつも元気だな、鈴木は。
料理教室って謂っても、厨房で使ってるような調理器具より。
どこでも気軽に手に入る、調理器具がいいんじゃないか?
何でですか?
鈴木は、真剣に。
俺を見上げたまま、耳を傾けてくれている。
フライパン1つでも色々ある。
アルミや鉄なら、火の通りも早いし。
片付けも楽だ。
でもな、ここのはIHだろ?
プロが使ってるアルミや鉄は使えない上に、IH対応のアルミフライパンは値段が高い。
ここまで言えば、わかるだろ?
あっ!はいっ!
料理教室で習った料理を家でも、気軽に手に入るフライパンや鍋を使って、作れなきゃ意味がないって事ですよね?
正解!
あとな。もし仮にIH対応のアルミフライパンをここで使って、いざ家で作ってみようと思っても。
同じアルミフライパンじゃなければ、火の通り具合も違うし、レシピ通りに作れない。
わかるな?
なるほど!
炒める時間も、煮込む時間も異なるってことですよね?
そういうこと!
だから、フライパンや鍋も。
ホームセンターとかで、手頃なものを買い揃えればいいと思う。
その他の調理器具も、ホームセンターでいいんじゃないか?
何件も梯子するのは、面倒くさいだろ。
料理長は、家では本格的なの使ってるんですか?
使ってねぇよ。そこら辺に売ってる安物。
なんでだ?
だって、本格的なのに慣れてたら使いにくいのかな?って。
いや。手軽に入る方が使いやすい。
今のは、軽くて扱いやすいのが多いだろ?
そっか!
私、実家暮らしなんで…よくわからなくて…
鈴木も、一緒に習え!
好きな相手を落とすのに、舌で落とすのもありだと思う、俺はな。
じゃあ、料理長は舌で倉本さんを落としたんですか?
んなわけねぇだろ!
それに、落としてない。
落ちたんだよ、お互いに。
どこに?って言われたら困るけどな。
私、小説とか読むの好きなんですけど。
小説で読んだことがあるんです。
恋とは落とすものじゃなくて、落ちるものだって。
そういうことですよね?
一概には言い切れないだろ?
落とされて恋に落ちるってこともあるだろうし。
まぁ…俺らは、その小説のようなもんかもな。
にしても、鈴木が本好きとは意外だな。
倉本さんも好きって言ってましたよ?
そうみたいだな。
家の本棚のほとんど、梓の本で埋め尽くされたよ。
話が脱線するな、よく。
まぁ、今のは俺が話をふったからなんだけど……
鈴木には、たまに振り回されるとか何とか、梓がよく言ってるのはこういう事だったんだな。
それに、頭の回転が早いのか、自分の聞きたい話へ切り替えるのが上手い。
ついつい、答えてしまう。
梓も言ってたけど、向いてるんじゃねぇの、この仕事。
それより、脱線した話を戻すぞ!
鈴木の頭に、手を置いた所へ。
従業員入り口の方から、鈴木!、と梓の声がして。
はいっ!と元気に返事した、鈴木は駆け出して行った。
いっつも元気だな、鈴木は。