翔んでアルミナリア
食欲はないけど、味の薄い雑炊を機械的に口に運ぶ。
ああ、お祭りでかき氷とかたこ焼き食べたかったな…ぐっと奥歯に力を入れて、涙をこらえる。
もう泣いてもしかたない。
時刻は分からないけど、捕らえられたのは日中だったから、この食事は夕飯に当たるだろうか。
夕飯を終えたら就寝になるのかな…寝具は何もないけど。
蓮くんの予測では、今は侵入者(わたしと蓮くん)が何者なのか審議し、没収した持ち物などを調べているだろうとのことだった。そしておそらく明日、導師による査問にかけられることになる。
「どうしって誰?」
「ファンタジー世界のいわゆる魔法使い。竜の血族とは違って、資質を認められた人間が師に弟子入りして、超能力的なものを習得していくっていう設定」
魔法使い、ではひねりがないから、導師という呼び名にしたのだとか。ちなみに導者→導師→大導師とランクが上がっていくらしい。
「なるほど」
その導師様とやらが、わたしたちに寛大な処遇を与えてくれて、できればその力で元の世界に戻してくれないかと祈ってしまう。
ああ、お祭りでかき氷とかたこ焼き食べたかったな…ぐっと奥歯に力を入れて、涙をこらえる。
もう泣いてもしかたない。
時刻は分からないけど、捕らえられたのは日中だったから、この食事は夕飯に当たるだろうか。
夕飯を終えたら就寝になるのかな…寝具は何もないけど。
蓮くんの予測では、今は侵入者(わたしと蓮くん)が何者なのか審議し、没収した持ち物などを調べているだろうとのことだった。そしておそらく明日、導師による査問にかけられることになる。
「どうしって誰?」
「ファンタジー世界のいわゆる魔法使い。竜の血族とは違って、資質を認められた人間が師に弟子入りして、超能力的なものを習得していくっていう設定」
魔法使い、ではひねりがないから、導師という呼び名にしたのだとか。ちなみに導者→導師→大導師とランクが上がっていくらしい。
「なるほど」
その導師様とやらが、わたしたちに寛大な処遇を与えてくれて、できればその力で元の世界に戻してくれないかと祈ってしまう。