夢みたもの
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あの場所の名前は何だっただろう?
赤い屋根の平屋に、雑草が混じった手入れの行き届いていない芝生の庭。
庭の片隅には、ペンキの剥げかけた2人乗りのブランコと砂場があった。
あたしが最初に住んでいた『家』
物心ついた時にはそこに居て、皆で寄り添うように暮らしていた。
どうして自分がここに居るのか分からない。
悲しくて・・・・寂しくて堪らなかった。
牢獄のような『家』
何度逃げ出しても、補導されて連れ戻される。
自分の居場所はここなんだと思い知らされて、その度に絶望した。
門の外を歩く親子連れを見る度に、胸が苦しくなった。
『幸せ』だと思った事はない。
ただ、1日も早くここから出る事ばかりを祈っていた。
月日が経つのを、毎日毎日願っていた。
身寄りの無い子供や、事情があって親とは一緒に暮らせない子供達が集まった施設。
そこが、あたしの最初の『家』
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あの場所の名前は何だっただろう?
赤い屋根の平屋に、雑草が混じった手入れの行き届いていない芝生の庭。
庭の片隅には、ペンキの剥げかけた2人乗りのブランコと砂場があった。
あたしが最初に住んでいた『家』
物心ついた時にはそこに居て、皆で寄り添うように暮らしていた。
どうして自分がここに居るのか分からない。
悲しくて・・・・寂しくて堪らなかった。
牢獄のような『家』
何度逃げ出しても、補導されて連れ戻される。
自分の居場所はここなんだと思い知らされて、その度に絶望した。
門の外を歩く親子連れを見る度に、胸が苦しくなった。
『幸せ』だと思った事はない。
ただ、1日も早くここから出る事ばかりを祈っていた。
月日が経つのを、毎日毎日願っていた。
身寄りの無い子供や、事情があって親とは一緒に暮らせない子供達が集まった施設。
そこが、あたしの最初の『家』