夢みたもの
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次に目を開けた時、あたしはベットの上だった。



見た事のない白い天井。

白地に淡いピンクの花柄の壁。

ふかふかのベット。



ここはどこ?



自分が何処に居るのか分からなくて、あたしは何度か瞬きをした後、緊張しながらゆっくり身を起こした。



「あ、起きた?」


突然聞こえたその声に、あたしは肩を震わせた。

聞いた事がない、綺麗な声色の男の子の声。


「大丈夫?」


おそるおそる声がした方に顔を向けて、声の主を確認したあたしは、驚きで口をぽかんと開けた。


「・・・・・」


目の前に居たのは、今までに見た事がないぐらい綺麗な男の子。

金色に近い薄茶色の髪。白い肌に頬がほんのり赤く、ビー玉のように綺麗な大きな茶色の瞳をしている。



絵本の中に出てくる天使が実際に居たら、きっとこうに違いないと思う。

触れたら消えてしまいそうに儚くて、柔らかくて、あたしには男の子の周りがキラキラ輝いて見えた。



「・・・てんし・・・?」

「え?」

「あたしを助けにきてくれた・・天使?」


あたしの呟いた言葉に、男の子は数回まばたきをすると、声を上げて笑った。


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