夢みたもの
「でも・・・ひなこの事が理由でないなら、堤君が浮かれてる理由は何なのかしら?」
葵はそう言って首をかしげた。
「・・・さぁ?」
「浮かれるのは勝手だけど、周りへのサービス精神が倍増するのは迷惑だわ」
葵は頬杖を突いてため息を吐くと、首をかしげたあたしにチラリと視線を送ってきた。
「でも・・・やっぱり原因は、ひなこ以外に考えられないわよね?」
「ホントに何もないよ?」
「本当?最近、堤君の事を喜ばせるような言動や行動をとっていないかしら?」
「うん。特に・・・あ・・」
「特にない」そう言いかけたあたしは、ふと思い当たる事があって口籠もった。
もしかして・・・
2週間前の夜にした約束を思い出す。
そういえば・・・あの時は凄く喜んでいた気がする。
そして、思い返せばあの日から、航平のご機嫌は続いている気もする。
「うぅん、まさかね」
あたしは一人呟いて頭を振った。
こんな事を考えるなんて、あたしって自意識過剰過ぎる。
そう思いながら、あたしを見つめている葵に愛想笑いをすると、葵はあたしを見つめたまま、ニヤリと小さく笑った。
葵はそう言って首をかしげた。
「・・・さぁ?」
「浮かれるのは勝手だけど、周りへのサービス精神が倍増するのは迷惑だわ」
葵は頬杖を突いてため息を吐くと、首をかしげたあたしにチラリと視線を送ってきた。
「でも・・・やっぱり原因は、ひなこ以外に考えられないわよね?」
「ホントに何もないよ?」
「本当?最近、堤君の事を喜ばせるような言動や行動をとっていないかしら?」
「うん。特に・・・あ・・」
「特にない」そう言いかけたあたしは、ふと思い当たる事があって口籠もった。
もしかして・・・
2週間前の夜にした約束を思い出す。
そういえば・・・あの時は凄く喜んでいた気がする。
そして、思い返せばあの日から、航平のご機嫌は続いている気もする。
「うぅん、まさかね」
あたしは一人呟いて頭を振った。
こんな事を考えるなんて、あたしって自意識過剰過ぎる。
そう思いながら、あたしを見つめている葵に愛想笑いをすると、葵はあたしを見つめたまま、ニヤリと小さく笑った。