夢みたもの
「・・・・えっ!?」
あたしは反射的に顔を上げた。
今、航平は何て言った?
驚き過ぎて声が出なかった。
ただ呆然と航平を見上げると、そこには、いつもの笑顔を無くした、真剣な表情の航平が居る。
「・・・何言ってるの?突然・・・」
「突然じゃないよ」
航平はあたしを真っ直ぐ見つめてそう言った。
「あの編入生が来てから、ひなこは変わったよ?」
「・・・・・」
「ソワソワして・・・上の空で・・、臨床医学の本で調べものって・・・なに?」
「それは・・・ただ興味があったから・・・」
「本当にそれだけ?」
「・・・・何でそんな事聞くの?」
あたしは、航平を真っ直ぐ見つめ返してそう言った。
「編入生は関係ないよ。ねぇ、どうしてそんな事聞くの?大体、航平こそ最近変だよ!?前はこんなに、あたしに干渉してこなかったじゃない・・・!!」
「それは、・・・ひなこの事が心配だからだよ?」
「心配して欲しいなんて言ってない!」
あたしはそう言うと、捕まれていた手を振りほどいた。
航平とケンカなんてしたくない。
でも、ユーリの事がバレそうで、不安と焦りと・・・よく分からない感情で胸の奥がチリチリ痛い。
その痛みは、航平に向き合う程強くなる気がした。
「・・・放っておいてよ・・・」
「ひなこ?」
首をかしげた航平に、あたしは息苦しさに耐えながら言った。
「航平には関係ない!あたしの事は放っておいて!!」
あたしは反射的に顔を上げた。
今、航平は何て言った?
驚き過ぎて声が出なかった。
ただ呆然と航平を見上げると、そこには、いつもの笑顔を無くした、真剣な表情の航平が居る。
「・・・何言ってるの?突然・・・」
「突然じゃないよ」
航平はあたしを真っ直ぐ見つめてそう言った。
「あの編入生が来てから、ひなこは変わったよ?」
「・・・・・」
「ソワソワして・・・上の空で・・、臨床医学の本で調べものって・・・なに?」
「それは・・・ただ興味があったから・・・」
「本当にそれだけ?」
「・・・・何でそんな事聞くの?」
あたしは、航平を真っ直ぐ見つめ返してそう言った。
「編入生は関係ないよ。ねぇ、どうしてそんな事聞くの?大体、航平こそ最近変だよ!?前はこんなに、あたしに干渉してこなかったじゃない・・・!!」
「それは、・・・ひなこの事が心配だからだよ?」
「心配して欲しいなんて言ってない!」
あたしはそう言うと、捕まれていた手を振りほどいた。
航平とケンカなんてしたくない。
でも、ユーリの事がバレそうで、不安と焦りと・・・よく分からない感情で胸の奥がチリチリ痛い。
その痛みは、航平に向き合う程強くなる気がした。
「・・・放っておいてよ・・・」
「ひなこ?」
首をかしげた航平に、あたしは息苦しさに耐えながら言った。
「航平には関係ない!あたしの事は放っておいて!!」