夢みたもの
‥‥怖い
怖くて堪らない。
ドアがゆっくりと外側に開き始める。
「‥‥」
ドアを見つめたまま、あたしは身動き出来なかった。
ドアの向こうに誰が居るのか分かってる。
分かっているからこそ‥‥
怖くて体が震える。
吐き気がする程、気持ちが悪い。
「‥‥来ないで」
そう呟いた時。
部屋に足を踏み入れたその人を見て、あたしは大きく肩を震わせた。
風呂上がりなのか、部屋に石鹸の匂いが広がる。
昼間と違って眼鏡をかけたその人は、布団の中で丸くなったあたしに視線を送ると小さく笑った。
「ひなこ」
小さく呼ばれる名前。
それに呼応するように、幼いあたしの肩がピクリと動いた。
「ひなこ」
もう一度名前を呼ぶと、ベットの縁に腰を下ろして、布団の膨らみを撫でる。
「‥‥やめて‥」
声が震えた。
これは夢だ。
夢だって分かってる。
でも、耐えられない。
耐えられる筈がない。
どうして‥?
どうして、あたしはこんな目に遭わなくちゃいけないの!?
何も
悪い事なんて、何もしてないのに‥‥
布団の上から、覆い被さるように幼いあたしを抱き締めたのは‥‥
この園の園長。
園の子供達を‥‥守るべき人。
園長は、満ち足りた表情で布団に顔を埋めると、ちょうど幼いあたしの頭がある辺りにキスをする。
そして、布団をゆっくりと捲り上げた。
怖くて堪らない。
ドアがゆっくりと外側に開き始める。
「‥‥」
ドアを見つめたまま、あたしは身動き出来なかった。
ドアの向こうに誰が居るのか分かってる。
分かっているからこそ‥‥
怖くて体が震える。
吐き気がする程、気持ちが悪い。
「‥‥来ないで」
そう呟いた時。
部屋に足を踏み入れたその人を見て、あたしは大きく肩を震わせた。
風呂上がりなのか、部屋に石鹸の匂いが広がる。
昼間と違って眼鏡をかけたその人は、布団の中で丸くなったあたしに視線を送ると小さく笑った。
「ひなこ」
小さく呼ばれる名前。
それに呼応するように、幼いあたしの肩がピクリと動いた。
「ひなこ」
もう一度名前を呼ぶと、ベットの縁に腰を下ろして、布団の膨らみを撫でる。
「‥‥やめて‥」
声が震えた。
これは夢だ。
夢だって分かってる。
でも、耐えられない。
耐えられる筈がない。
どうして‥?
どうして、あたしはこんな目に遭わなくちゃいけないの!?
何も
悪い事なんて、何もしてないのに‥‥
布団の上から、覆い被さるように幼いあたしを抱き締めたのは‥‥
この園の園長。
園の子供達を‥‥守るべき人。
園長は、満ち足りた表情で布団に顔を埋めると、ちょうど幼いあたしの頭がある辺りにキスをする。
そして、布団をゆっくりと捲り上げた。