夢みたもの
━・・━・・━・・━
優しい人達。
沢山の人に助けられた。
だから、今のあたしがある。
改めて
あたしは幸せだと思う。
求めても得られないものは沢山あるけれど‥‥
本当に欲しいものは、一生手に入らないかもしれないけれど‥‥
それでも
あたしは幸せだ。
幸せでない筈がない。
幼いあたしの後ろ姿を見つめながら、あたしは改めてそう思った。
『本当に?』
「‥‥?」
突然、暗闇に包まれた。
そして、何処からともなく声が聞こえてくる。
『本当に幸せ?』
「‥‥誰?」
周りを見回しても、暗闇があるばかりで何も見えない。
その中から声が聞こえる。
『優しいだけで良いの?優しくても、守ってくれなかったら意味がないじゃない』
「‥‥」
『ユーリの家族だって、最後は見捨てたでしょ?』
「‥‥違う」
『幸せだって‥自分に信じ込ませて、それでどうするの?』
「‥‥」
『今の家族の中にも居場所がないのに』
「やめて‥!!」
思わず耳を塞いだ。
こんな事、聞きたくない。
聞いてどうなるの?
幸せだと思えるんだから‥‥
今のままでいいのに‥!!
『逃げてるだけでしょ?』
「‥‥!?」
目の前がぼんやり明るくなる。
スポットライトを浴びるように、光の中に立っていたのは、ウサギのぬいぐるみを抱き締めた幼いあたし。
じっと‥感情の見えない目であたしを見上げると、幼いあたしは口を開いた。
『嘘つき』
「‥‥」
『本当は寂しくて堪らないのに‥、自分の事騙してる』
「そんな事‥‥」
『自分を騙して、いつも逃げてる』
「‥‥」
『あたしは、あたしの心を伝えただけ』
幼いあたしはそう呟くと、あたしの手を握った。
『幸せになりたい』
「‥‥」
『欲しいものは何?』
「‥‥」
『必要としてる人は誰?』
「‥‥」
『自分に正直に生きて』
そう言って、幼いあたしは微笑んだ。
優しい人達。
沢山の人に助けられた。
だから、今のあたしがある。
改めて
あたしは幸せだと思う。
求めても得られないものは沢山あるけれど‥‥
本当に欲しいものは、一生手に入らないかもしれないけれど‥‥
それでも
あたしは幸せだ。
幸せでない筈がない。
幼いあたしの後ろ姿を見つめながら、あたしは改めてそう思った。
『本当に?』
「‥‥?」
突然、暗闇に包まれた。
そして、何処からともなく声が聞こえてくる。
『本当に幸せ?』
「‥‥誰?」
周りを見回しても、暗闇があるばかりで何も見えない。
その中から声が聞こえる。
『優しいだけで良いの?優しくても、守ってくれなかったら意味がないじゃない』
「‥‥」
『ユーリの家族だって、最後は見捨てたでしょ?』
「‥‥違う」
『幸せだって‥自分に信じ込ませて、それでどうするの?』
「‥‥」
『今の家族の中にも居場所がないのに』
「やめて‥!!」
思わず耳を塞いだ。
こんな事、聞きたくない。
聞いてどうなるの?
幸せだと思えるんだから‥‥
今のままでいいのに‥!!
『逃げてるだけでしょ?』
「‥‥!?」
目の前がぼんやり明るくなる。
スポットライトを浴びるように、光の中に立っていたのは、ウサギのぬいぐるみを抱き締めた幼いあたし。
じっと‥感情の見えない目であたしを見上げると、幼いあたしは口を開いた。
『嘘つき』
「‥‥」
『本当は寂しくて堪らないのに‥、自分の事騙してる』
「そんな事‥‥」
『自分を騙して、いつも逃げてる』
「‥‥」
『あたしは、あたしの心を伝えただけ』
幼いあたしはそう呟くと、あたしの手を握った。
『幸せになりたい』
「‥‥」
『欲しいものは何?』
「‥‥」
『必要としてる人は誰?』
「‥‥」
『自分に正直に生きて』
そう言って、幼いあたしは微笑んだ。