おうちかいだん
ご飯を食べて、お風呂までの間の時間を部屋で過ごす。
どうして私は晩御飯の時に着替えを持って来ないんだろう。
そうすれば、わざわざ階段を通らなくても居間でお風呂までの時間を過ごせたのに。
つい先日まで、階段に恐ろしさを感じることなんてなかった。
私が16歳の誕生日を迎えた一週間ほど前から、感じるようになってしまったのだ。
だから、まだこの状況に慣れていないというか、習慣づいていないからついつい忘れてしまうというわけだ。
重い足取りで階段に向かう。
「晩御飯までは私を呼ばれるだけだったのに……というか、あれは誰だったの?」
階段の下で、4段目の蹴込み板を見ながら、そっと手を伸ばしてみる。
本当なら怖くてこんなことしたくもないけど、もしも家族じゃない誰かがいるとしたらそっちの方が怖いから。
眠っている時に何かされるかもしれないし、今ならまだお母さんも起きてるから。
と、伸ばした手が蹴込み板に触れた。
けれど、それは他の蹴込み板と同じで、特に変わった様子はなかったのだ。
「何もない……となると、やっぱり霊的な何かなの!? それもやめてよね!」
どうして私は晩御飯の時に着替えを持って来ないんだろう。
そうすれば、わざわざ階段を通らなくても居間でお風呂までの時間を過ごせたのに。
つい先日まで、階段に恐ろしさを感じることなんてなかった。
私が16歳の誕生日を迎えた一週間ほど前から、感じるようになってしまったのだ。
だから、まだこの状況に慣れていないというか、習慣づいていないからついつい忘れてしまうというわけだ。
重い足取りで階段に向かう。
「晩御飯までは私を呼ばれるだけだったのに……というか、あれは誰だったの?」
階段の下で、4段目の蹴込み板を見ながら、そっと手を伸ばしてみる。
本当なら怖くてこんなことしたくもないけど、もしも家族じゃない誰かがいるとしたらそっちの方が怖いから。
眠っている時に何かされるかもしれないし、今ならまだお母さんも起きてるから。
と、伸ばした手が蹴込み板に触れた。
けれど、それは他の蹴込み板と同じで、特に変わった様子はなかったのだ。
「何もない……となると、やっぱり霊的な何かなの!? それもやめてよね!」