おうちかいだん
「何年……いや、何十年経っても変わらない美しさ! ワシは幸せじゃ……本当に幸せじゃ」
頭に頬ずりしていたのをやめ、ゆっくりと私の左の耳元に顔を移動させる。
そして、口を開けたかと思った次の瞬間。
ビチャアアアアッと、唾液を絡めた舌が、私の頬を下から上へと舐め上げたのだ。
突然の出来事に、一瞬何が起こったのかわからなかったけれど、二度舐められた時におじいちゃんの異様な行動に身体が震えて、全身に鳥肌が立ちながら、私はおじいちゃんを剥がそうと必死に抵抗した。
「ちょ……ちょっと! やめてよおじいちゃん! 何やってるのよ! 気持ち悪いからやめてよ!」
「ミサちゃんミサちゃん! ミサちゃんはワシのものじゃ! そうやって嫌がって見せるところも変わってないのう!」
抵抗すればするほど、剥がそうとすればするほど、おじいちゃんは私にピッタリとくっついてきて。
「もう……いい加減にしてよ!」
振り回した腕が私に抱きついているおじいちゃんの頭に当たって、ゴツッと音を立てた直後、おじいちゃんの力が緩んだ。
その隙になんとか腕から抜け出して、私は壁に立てかけられていたホウキを掴んでおじいちゃんの方を向いた。
頭に頬ずりしていたのをやめ、ゆっくりと私の左の耳元に顔を移動させる。
そして、口を開けたかと思った次の瞬間。
ビチャアアアアッと、唾液を絡めた舌が、私の頬を下から上へと舐め上げたのだ。
突然の出来事に、一瞬何が起こったのかわからなかったけれど、二度舐められた時におじいちゃんの異様な行動に身体が震えて、全身に鳥肌が立ちながら、私はおじいちゃんを剥がそうと必死に抵抗した。
「ちょ……ちょっと! やめてよおじいちゃん! 何やってるのよ! 気持ち悪いからやめてよ!」
「ミサちゃんミサちゃん! ミサちゃんはワシのものじゃ! そうやって嫌がって見せるところも変わってないのう!」
抵抗すればするほど、剥がそうとすればするほど、おじいちゃんは私にピッタリとくっついてきて。
「もう……いい加減にしてよ!」
振り回した腕が私に抱きついているおじいちゃんの頭に当たって、ゴツッと音を立てた直後、おじいちゃんの力が緩んだ。
その隙になんとか腕から抜け出して、私は壁に立てかけられていたホウキを掴んでおじいちゃんの方を向いた。