おうちかいだん
おじいちゃんが部屋から出て行って、安心した私はその場に座り込んだ。
いきなり背後から抱きつかれて、頬をベロンベロンと舐められたのはとてもショックで、気持ち悪さと恐ろしさを感じたけど。
何より、いつも私の味方をしてくれたおじいちゃんがあんな行動に出ることが悲しかった。
そろそろ怪しい年齢だと思ってはいたけど、いざそうだと思ってしまうとやり切れない。
「そうだ、ミサはどうなったかな。無事に逃げられたかな」
ホウキを壁に立てかけて、再び三面鏡へと向かった。
その正面に立ち、屈むようにして鏡を覗き込んだ私の目の前には……。
真っ白い顔の、無表情の女の人が立っていたのだ。
「ひっ!」
驚いて、腰を抜かして床に座り込んだ私は鏡を見上げた。
どうして……どうしてあの不気味な女の人が映ってるの!?
ミサが逃げたのはわかるけど、どうして私と同じ動きを、不気味な女の人はしているのよ!
立て続けに起こったショッキングな出来事に、私の頭はついて行かない。
恐る恐る、ゆっくりと顔を上げて鏡を見るために起き上がると……。
鏡の中の不気味な女の人もまた、私と同じように下からその異様な顔をぬるりと出したのだ。
いきなり背後から抱きつかれて、頬をベロンベロンと舐められたのはとてもショックで、気持ち悪さと恐ろしさを感じたけど。
何より、いつも私の味方をしてくれたおじいちゃんがあんな行動に出ることが悲しかった。
そろそろ怪しい年齢だと思ってはいたけど、いざそうだと思ってしまうとやり切れない。
「そうだ、ミサはどうなったかな。無事に逃げられたかな」
ホウキを壁に立てかけて、再び三面鏡へと向かった。
その正面に立ち、屈むようにして鏡を覗き込んだ私の目の前には……。
真っ白い顔の、無表情の女の人が立っていたのだ。
「ひっ!」
驚いて、腰を抜かして床に座り込んだ私は鏡を見上げた。
どうして……どうしてあの不気味な女の人が映ってるの!?
ミサが逃げたのはわかるけど、どうして私と同じ動きを、不気味な女の人はしているのよ!
立て続けに起こったショッキングな出来事に、私の頭はついて行かない。
恐る恐る、ゆっくりと顔を上げて鏡を見るために起き上がると……。
鏡の中の不気味な女の人もまた、私と同じように下からその異様な顔をぬるりと出したのだ。