おうちかいだん
そんなこと、答えは決まっている。
「どうするの、教えて」
鏡を見るたび、いいようのない恐怖と不安を感じさせるあの不気味な顔を見なくなるなら、何だってする。
このままこれが続けば、私はいずれ精神がおかしくなって自殺という道を選んでしまう可能性があったから。
「……深夜2時、火のついたロウソクを1本。そしてコップに水を汲んで電気を点けずにこの三面鏡の前に座って。そして、リサから見て、ロウソクと水と自分の姿が三つの鏡全てに映るようにして、こう唱えるのよ。『お前は、私じゃない』って」
何だか、聞いただけでゾワッと撫でられたような悪寒が走った。
それだけでもわかるように、これはかなり危ないんじゃないかと思ってしまう。
「危険……なんだよね」
「ええ、とっても。『お前は、私じゃない』って日の出まで唱え続けるの。鏡の中の自分を見ながらね」
ただその言葉を言うだけでも、かなり大変なのが想像出来るのに、よりによって鏡の中の不気味な顔を見続けなければならないなんて。
だけど、このまま永遠にあの顔を見ることを思えば、危険でもやってみるしかない。
行き着く先が自殺なら、それ以外の道を選ぶチャンスがほしかったから。
私はミサの言う通りにすることに決めた。
「どうするの、教えて」
鏡を見るたび、いいようのない恐怖と不安を感じさせるあの不気味な顔を見なくなるなら、何だってする。
このままこれが続けば、私はいずれ精神がおかしくなって自殺という道を選んでしまう可能性があったから。
「……深夜2時、火のついたロウソクを1本。そしてコップに水を汲んで電気を点けずにこの三面鏡の前に座って。そして、リサから見て、ロウソクと水と自分の姿が三つの鏡全てに映るようにして、こう唱えるのよ。『お前は、私じゃない』って」
何だか、聞いただけでゾワッと撫でられたような悪寒が走った。
それだけでもわかるように、これはかなり危ないんじゃないかと思ってしまう。
「危険……なんだよね」
「ええ、とっても。『お前は、私じゃない』って日の出まで唱え続けるの。鏡の中の自分を見ながらね」
ただその言葉を言うだけでも、かなり大変なのが想像出来るのに、よりによって鏡の中の不気味な顔を見続けなければならないなんて。
だけど、このまま永遠にあの顔を見ることを思えば、危険でもやってみるしかない。
行き着く先が自殺なら、それ以外の道を選ぶチャンスがほしかったから。
私はミサの言う通りにすることに決めた。