人気俳優と、同居することになりました
「でも、その前に愛。あんたでしょうが」
はぁ・・・
「やっぱりしなくちゃだめなのかなぁ」
「そりゃそうよ」
はぁ・・・
朝食を食べ終わった後、着替えたあたしは
いつも通り仕事に行く支度をする
支度を終えていた夕陽ちゃんたちはいつでも出られる状態だった
「お待たせ」
「そんなに待ってないわよ。
それに、今日は小松君との撮影でしょう?」
そう言えば、そうだったっけ。
家を出て、桜庭の家から出されている車に
皆で乗り込むと、何も言わないでも向かってくれる運転手さん
「夕陽ちゃんは、玉の輿だよね」
「そんなことないよ。
颯も、会社を立ち上げたのだって、20歳の時だし」
そんなに早かったんだ
「でもさ、夕陽はそれと同時に出来婚したじゃん。
颯君に県外まで迎えに行かせてさ」
はい!?
夕陽ちゃんが出来婚なのは知っていたけど
県外にいたことまでは知らない
「愛はあの時まだ小さかったしね」
「え?」
「そうだね。愛はまだ小学生だったし
桜はまだ、幼稚園くらいだったかしら」
そんな幼かったの?