人気俳優と、同居することになりました

「他の誰でもない。桜が妹だから、あたしたちも
可愛いんだよ。これが桜じゃなくて、他のモデルでもなくて
全く知らない人だったら、あたしはここから追い出しているでしょ」

「あ・・・」

「まぁ、お父さんからの伝言もあるし
今日だけ泊めるから、明日はちゃんと帰りなさいよ」

「はーい」

「あ、愛ちゃん。もうそろそろいいかしら」

「はい」

あたしがいるからだろう。妹の桜がここにいることに
不信感しかないマネージャーはいつも桜の事を睨んでいる

「相沢さん。桜をそうやって睨むのを辞めてって毎度言っているでしょ」

「しかし、ここは関係者以外・・・」

「"妹"が、関係者じゃなくて、何なの?
それこそ、マネージャーであるあなたの方が関係者ではないでしょ?」

「・・・っ」

「この間も桜が来た時に言ったばかりよね
次同じことを言わせたら、マネージャーであっても容赦しないと」

「そ、それは」

「悪いけど、もうないわ。
人の財布からお金を盗んだり、あたしの会話を盗聴するような人
マネージャーとして使っていることなんて出来ない」

「・・・っ」

「愛ちゃん・・・?」

「桜。やっぱ今日は家に帰って」

「え?」

「あたしも後で、実家に向かうから」

「でも・・・」
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